vol.9 ◆◆ランニングマシンと私、そして健康のこと◆◆
7月初旬のご挨拶
オクスリマンの店主です。
統計史上最速の梅雨明けとなりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか?
7月に入り、さらに日差しが強くなる日も増えてきましたね。今年も例年より暑くなるとの予報も出ており、本格的な夏に向けて体調管理が大切な時期です。
何かお困りのことがございましたら、どうぞお気軽に当店薬剤師にご相談ください。丁寧なカウンセリングで、お一人おひとりに合ったアドバイスをさせていただきます。
ランニングマシンと私、そして健康のこと
かれこれ5年ほど、ランニングマシンに乗っています。何度も粗大ゴミになる危機に見舞われましたが、奇跡的に続いています。(ちなみに東京の次男宅では、残念ながら飾り物になっているらしいです…)
私がランニングマシンを始めたきっかけは、自分の筋肉減少に愕然としたことでした。しかし、最近では認知症予防や記憶力・集中力の低下を防ぐことが医学的にも分かってきて、これが大きなモチベーションになっています。
たった1〜2kmしか走りませんが、体の変化は体組成データでもわかるようになりました。さらに、当店のスコープで毛細血管を見てみると、その様子が始めた頃と明らかに違ってきています。毛細血管周囲の老廃物が少なくなり、血管数も明らかに増えているんです。
私が精いっぱい走ってもせいぜい時速10km程度ですが、競歩の選手がスパートすると時速16kmにもなるそうです。つまり、私が全力で走っても競歩の選手には軽く置いて行かれるということですね。
また、コロナ感染時の必需品として一躍有名になった「血中酸素飽和度計」を指に装着すると、心拍数も表示されます。(当店で2,900円で販売しています)
私は時速10km近くで走ると心拍数が1分間に170を超えていましたが、最近は150を超えることが少なくなりました。これは心肺機能が良くなったのかもしれません。ただ、年甲斐もなく無理してスピードを上げると心臓が音を上げるかもしれませんので、ほどほどにしておきます。
脂肪を燃やす心拍数とは?
さて、人の最大心拍数はおよそ「220-年齢」で計算できます。そして、脂肪燃焼効果はこの60%以上から発揮されると言われています。
例えば60歳の方の最大心拍数は概算で220-60=160。この60%は160×60%=96となります。つまり、60歳の方が脂肪を燃やす目的でウォーキングをするなら、心拍数が96以上になるようなスピードが望ましいということですね。
認知症予防には週に150分以上のジョギングやウォーキングがおすすめです。皆さんもご自身のペースで、適度な運動を心がけてみてはいかがでしょうか?
じめじめとした日が続きますが、どうぞ健やかにお過ごしください。皆さまのご来店を心よりお待ちしております。
参考図書:アンデシュハンセン著
「運動脳」