vol.2   ◆◆冬バテに御注意下さい◆◆

11月になって咲いて気温が10度を下回る日が多くなったので、寒がりの私は布団と毛布を併用して寝るようになりました。

12月はどうかというと、松江市の1ヶ月天気予報によれば最高気温が一桁台になる日もあるとのこと。

この冬はラニーニャ現象が発生しているそうなので、新しい電気敷毛布を購入し備えています。

風邪予防はもちろんですが、私と同様に冬が苦手な方は当分の間、「冬バテ」にならないよう注意が必要です。

冬バテをあまりご存知ない方は、以下をご覧ください。

 

冬バテとは

冬季に寒さや日照時間の短さが影響し、体調を崩すことを指します。

以下に冬バテの原因、症状、予防養生法について解説します。

 

1.冬バテの原因

1)室内外の温度差

暖房を使用する室内と外気の温度差が大きいと、自律神経が乱れやすくなります。

これがストレスを引き起こし、体調不良に繋がることがあります。

2)日照時間の短さ

日照時間が減少すると、体内のセロトニンという神経伝達物質の合成が低下し、気分の落ち込みや うつ状態が現れることがあります。

3)寒さによる血行不良

冬の寒さは血管を収縮させ、血行不良を招きます。

血行不良は、酸素栄養分の体内配送を阻害し、疲労感や無気力感を引き起こします。

 

2.冬バテの症状

冬バテの症状は多岐にわたります。

代表的なものには以下のようなものがあります。

・全身のだるさや疲れ

・手足の冷え

・寝つきが悪い、不眠

・気分の落ち込み

・頭痛や肩こり

 

3.冬バテの予防養生法

冬バテを予防・改善するための養生法をいくつか紹介します。

1)適度な運動

寒いからといって室内に閉じこもらず、適度な運動を心掛けましょう。

ウォーキングやストレッッチは血行を良くし、体を温める効果があります。

2)規則正しい生活

睡眠時間を確保し、規則正しい食生活を心がけることで、体のリズムを整えます。

ビタミンやミネラルを豊富に含む食材を摂取しましょう。

3)温かい食品を摂る

体を冷やさないよう、温かい飲み物やスープ、鍋料理などを積極的に取り入れましょう。

生姜・ニンニク・ネギなど、体を温める食材もおすすめです。

4)適度な衣服選び

室内外の温度差に対応できるよう、重ね着をするのも効果的です。

 

漢方治療について

当店では、冬バテの症状を和らげるための漢方薬や、冬バテしにくい身体づくりのための体質改善薬等のご紹介をしています。

個々の体質にどれが合うかは、お気軽に薬剤師にご相談ください。

以上の情報を参考に、冬バテを予防し健康的な冬をお過ごしください。