松江市でも春の訪れとともに、薄着の季節が近づいてきました。冬に蓄えた脂肪が気になる方々がダイエットを始めるこの時期、こんな研究結果は御存じでしょうか。東北大学大学院農学研究科のマウス実験で、糖質を完全にタンパク質と脂質に置き換えた餌を1年間与えたグループに、顕著な老化促進現象が確認されたのです。
■実験のポイント この研究が特に注目される理由は「完全糖質除去」という極端な条件下での結果である点。実際の糖質制限では、専門家の多くが1食あたり20-30g(白米なら茶碗1/2杯)の摂取を推奨しています。重要なのは「完全排除」ではなく「適量管理」なのです。